概要・沿革

概要

名  称:一般財団法人村上城跡保存育英会

目  的:

事業内容:・城跡保存の維持
     ・危険木・枯れ木の伐採、県指定保険保安林の有効利用促進
     ・教育委員会との連携による小中高生に対する郷土学習への協力
     ・歴代内藤公並びに戊辰の役殉難藩士の慰霊供養祭祀の執行

所 在 地:

沿革

村上城跡保存育英会の源流は、江戸時代に遡る。
村上の北を流れる三面川は古くから鮭の遡上で知られ、代々の村上藩主はこの川を藩の直轄とし、鮭漁を公業として運上金を藩財政に充て、治水と産業を両立させていた。

明治維新後、藩業の廃止にともない、明治十五年に旧藩士らにより「鮭産育養所」が設立された。
三面川における鮭の保護と人工孵化を目的とし、専任職員を置いてその維持管理にあたった。
明治三十年には新潟県の直営事業として認められた。

鮭産育養所の収益は、地域の教育および社会事業に充てられた。
明治十一年には臥牛山の用材を伐採して小学校を新築し、村上中学校・高等女学校・高等小学校の児童生徒に対して授業料の補助を行った。
また、災害救助や公共施設整備への支出など、福祉および公益事業を行った。

戦後、村上鮭産育養所を改組し、文化財である村上城跡の保存とその精神の継承を目的として「一般財団法人村上城跡保存育英会」を設立した。
本会は、藩政期から連なる「鮭の恵みをもって人を育て、郷土を守る」精神を継承し、教育・文化・観光の振興に取り組んでいる

役員一覧

令和7年6月1日現在

理事長藤田 俊彦
業務執行理事小島 盛和
理事村田 和彦
理事稲葉 大和
理事福井 悦子
理事大竹 憲一
理事小島 卓
監事赤坂 浩一
監事青砥 哲平
評議員松山 勝彦
評議員永井 昭榮
評議員板垣 恭子
評議員竹内 宏
評議員渡邉 憲一
評議員渡邊 矢一
評議員渡辺 勝男
評議員鈴木 崇
評議員倉松 礼子
評議員相馬 康廣
評議員選定委員(外部委員)渡辺 貫造
評議員選定委員(外部委員)山脇 崇

理事長挨拶

村上の鮭物語

村上になくてはならない“鮭”
しかし かつて鮭が全く獲れなくなった時代がありました
村上の鮭文化を知るうえで欠かせない その物語をご紹介します